HSP3プログラミング入門講座
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無料なWindowsプログラミングツール「HSP」 (Hot Soup Processor)のバージョン3.xが標準で対応してるコマンド(命令&関数)の一覧リストです。 HSP拡張プラグインやモジュール(ユーザー定義の命令・関数)が対応してる命令は 含まれてません。リンクの飛び先は、Yahoo!検索 となってます。一番下にはシステム変数に結果を返す命令の一覧も書き出してあります。
ちなみに、数は200個ほどあるんですが、別にこれをぜんぶ覚えておかないとHSPが扱えない、というワケではないです。 HSPを極めたいがため「上から1つ1つ覚えてこっ!」なんてゼッッッタイに考えないでください。100%確実に挫折します。 エディタ上でキーボードのF1キーを押せば、命令・関数の説明がすぐに表示されるので、それを流し読みしつつ プログラミングすればOK。 (^^)v
□ COMオブジェクト操作関数 ―――――
comevdisp | COMイベントの内容を確認 |
■ COMオブジェクト操作命令 ―――――
comevarg | COMイベントのパラメーターを取得 |
comevent | COMイベントの取得開始 |
delcom | COMオブジェクト型変数の破棄 |
newcom | COMオブジェクト型変数の新規作成 |
querycom | COMオブジェクト型変数の作成 |
sarrayconv | Variant型との一括変換を行なう |
■ HSPシステム制御命令 ―――――
assert | デバッグウィンドウの表示の制御 |
logmes | デバッグウィンドウにデバッグメッセージを送信 |
■ オブジェクト制御命令 ―――――
button | ボタンの表示 |
chkbox | チェックボックスの表示 |
clrobj | オブジェクトをクリア(撤去・消去) |
combox | コンボボックスの表示 |
input | 入力ボックスの表示 (1行入力ボックス) |
listbox | リストボックスの表示 |
mesbox | メッセージボックスの表示 (複数行入力・入力不可ボックス) |
objenable [HSP3.2] | オブジェクトの無効化 |
objimage [HSP3.2] | button命令の画像ボタン化 |
objmode | オブジェクトにフォントを適用 フォーカス移動の無効化 |
objprm | オブジェクトの内容を変更 (表示文字列変更、状態変更、項目選択) |
objsel | 指定オブジェクトにフォーカス移動 フォーカスがあるオブジェクトIDの取得 |
objsize | オブジェクトの表示サイズ指定 |
objskip [HSP3.2] | オブジェクトのフォーカス移動の挙動指定 |
■ ファイル操作命令 ―――――
bcopy | ファイルのコピー |
bload | バイナリデータのファイルを読み込み |
bsave | バイナリデータをファイルとして出力・保存 |
chdir | カレントフォルダの移動変更 |
chdpm | DPMファイル設定 |
delete | ファイルの削除 |
dirlist | 特定ファイル・フォルダの一覧リストを取得 フォルダの存在有無の確認 指定パスがファイルかフォルダか判定 |
exist | ファイルサイズの取得 ファイルの存在有無の確認 |
memfile | メモリストリーム設定 |
mkdir | 新規フォルダの作成 |
■ プリプロセッサ命令 ―――――
#addition | HSPスクリプトファイルを結合 (ファイルがなくてもエラーなし) |
#aht | AHTファイルヘッダを記述 |
#ahtmes | AHTメッセージの出力 |
#cfunc | 外部DLL呼び出し関数登録 |
#cmd | 拡張キーワードの登録 |
#cmpopt | コンパイル時の設定 |
#comfunc | 外部COM呼び出し命令登録 |
#const | マクロ名の定数定義 |
#defcfunc | 新規関数の定義を登録 |
#deffunc | 新規命令の定義を登録 |
#define | 新規マクロを登録する |
#else | コンパイル制御を反転 |
#endif | コンパイル制御ブロック終了 |
#enum | マクロ名の定数を列挙 |
#epack | PACKFILE追加ファイル指定(暗号化) |
#func | 外部DLL呼び出し命令登録 |
#global | モジュールの終了 |
#if | 数値からコンパイル制御 |
#ifdef | マクロ定義からコンパイル制御 |
#ifndef | マクロ定義からコンパイル制御 |
#include | HSPスクリプトファイルを結合 (ファイルがないとエラー) |
#modcfunc [HSP3.2] | 新規関数を割り当てる |
#modfunc | 新規命令を割り当てる |
#modinit | モジュール初期化処理の登録 |
#modterm | モジュール解放処理の登録 |
#module | モジュールの開始 |
#pack | PACKFILE追加ファイル指定(暗号化なし) |
#packopt | 実行ファイル自動作成オプションの指定 |
#regcmd | 拡張プラグインの登録 |
#runtime | HSPランタイムファイルの指定 |
#undef | マクロ名の取り消し |
#usecom | 外部COMインターフェースの指定 |
#uselib | 外部DLLの指定 |
□ プログラム制御マクロ ―――――
_break | マクロループを脱出する |
_continue | マクロループをやり直す |
case | 比較値指定 |
default | デフォルト比較指定 |
do | 条件付き繰り返し開始 |
for | 指定回数繰り返し開始 |
next | 指定回数繰り返し終了 |
swbreak | 比較実行脱出指定 |
swend | 比較ブロック終了 |
switch | 比較ブロック開始 |
until | 条件付き繰り返し終了 |
wend | 条件付き繰り返し終了 |
while | 条件付き繰り返し開始 |
■ プログラム制御命令 ―――――
await | 一定時間待つ(ACTIVE) |
break | repeat〜loopによるループから抜ける |
continue | repeat〜loopでループの最初に戻る |
else | if命令の条件を満たしていない場合に処理を実行 |
end | プログラムの終了 |
exec | Windowsの外部ファイルを起動 |
exgoto | 条件を満たしていれば指定ラベルにジャンプ |
foreach | 配列変数の要素数だけ繰り返すループ |
gosub | 指定ラベルにサブルーチンジャンプ |
goto | 指定ラベルにジャンプ |
if | 条件を満たしていれば処理を実行 |
loop | ループの始まりに戻る |
on | 数値による分岐 |
onclick | マウスクリック割り込み時のラベルジャンプ先指定 |
oncmd | ウィンドウメッセージ割り込み時のラベルジャンプ先指定 |
onerror | HSPエラー発生時のラベルジャンプ先指定 |
onexit | プログラム終了時のラベルジャンプ先指定 |
onkey | キー押し割り込み時のラベルジャンプ先指定 |
repeat | ループの始まりの場所を示す |
<対応見送りによる予約語> | |
return | サブルーチンジャンプから復帰 |
run | 指定したHSPのAXファイルに制御を移す |
stop | プログラムの中断 |
wait | 一定時間待つ |
<対応見送りによる予約語> |
■ マルチメディア制御命令 ―――――
mci | サウンド・動画の再生が可能なMCIにコマンドを送る |
mmload | サウンドファイル・動画ファイルの読み込み |
mmplay | サウンド・動画の再生 |
mmstop | サウンド・動画の再生停止 |
□ メモリ管理関数 ―――――
lpeek | バッファから4バイト読み出し |
peek | バッファから1バイト読み出し |
wpeek | バッファから2バイト読み出し |
■ メモリ管理命令 ―――――
alloc | バッファを確保 (→sdim命令) |
comres | COMメソッドの結果を返す変数の指定 |
ddim | 実数値(小数点数値)型変数・配列変数の確保 |
delmod | モジュール型変数の要素削除 |
dim | 整数値型変数・配列変数の確保 |
dimtype | 指定した型の配列変数を確保 |
ldim [HSP3.2] | ラベル型配列変数の確保 |
lpoke | バッファに4バイト書き込み |
memcpy | メモリブロックのコピー |
memexpand | メモリブロックのバッファサイズを再確保 |
memset | メモリブロックのクリア(消去) |
newlab [HSP3.2] | ラベル型変数の初期化 |
newmod | COMモジュール型変数の作成 |
poke | バッファに1バイト書き込み バッファに文字列の書き込み |
sdim | 文字列型変数・配列変数の確保 |
wpoke | バッファに2バイト書き込み |
■ 画面制御命令 ―――――
axobj | ActiveXコントロールの設置 |
bgscr | 枠のないウィンドウを表示・初期化 |
bmpsave | ウィンドウ画面をBMPファイルで保存 |
boxf | 四角形の塗りつぶし描画 |
buffer | 仮想のバッファ画面の用意・初期化 |
celdiv [HSP3.2] | 画像素材タイルのサイズ指定 |
celload [HSP3.2] | 仮想画面に画像ファイルの読み込み |
celput [HSP3.2] | 画像素材タイルのコピー描画 |
chgdisp | モニタ画面の解像度の変更 |
circle | 円形の描画 |
cls | ウィンドウのクリア・初期化 |
color | RGB値のカラー指定 |
dialog | ダイアログを開く (メッセージダイアログ、ファイルを開く・保存、カラー選択) |
font | フォントの適用指定 (文字の表示サイズやスタイル) |
gcopy | ウィンドウ画面の切り出しコピー描画 |
gmode | 画面コピーモードの設定 |
gradf [HSP3.2] | グラデーションで四角形の描画 |
grect | 回転する四角形で塗りつぶし描画 |
groll | ウィンドウの描画基点の設定 |
grotate | 四角形の回転コピー |
gsel | 描画先の変更、ウィンドウの最前面表示・非表示 |
gsquare | 任意の四角形でコピー |
gzoom | 変倍(拡大・縮小)して画面コピー |
hsvcolor | HSV形式でカラー指定 |
line | 直線ラインの描画 |
mes | 文字列の描画表示 |
palcolor | 描画パレット設定 |
palette | パレット設定 |
pget | 1ドットの点のRGB値を取得 |
picload | 画像ファイルの読み込み表示 (BMPファイル、GIFファイル、JPEGファイル) |
pos | 描画位置の指定、オブジェクトの表示位置指定 |
文字列の描画表示 (→mes命令) | |
pset | 1ドットの点を描画 |
redraw | 描画の停止と反映 |
screen | ウィンドウの表示・初期化 |
sendmsg | ウィンドウメッセージの送信 |
syscolor | システムカラーの指定 |
sysfont | システムフォントの選択 |
title | タイトルバーの文字列指定 |
width | ウィンドウの表示サイズ・表示位置の指定 |
winobj | Win32コントロール・コモンコントロールの設置 |
□ 基本入出力関数 ―――――
abs | 整数の絶対値を返す |
absf | 実数の絶対値を返す |
atan | アークタンジェント値を返す |
callfunc | 外部関数の呼び出し |
cos | コサイン値を返す |
dirinfo | 各種フォルダパスの取得 (カレントフォルダ、Windowsフォルダ、システムフォルダ...) |
double | 実数値に変換 |
expf | 指数を返す |
gettime | 現在の日付・曜日・時刻の取得 |
ginfo | 各種ウィンドウ情報の取得 (マウスカーソルの位置、ウィンドウの位置・サイズ...) |
int | 文字列を整数値に変換 |
length | 配列変数の要素数を返す(1次元) |
length2 | 配列変数の要素数を返す(2次元) |
length3 | 配列変数の要素数を返す(3次元) |
length4 | 配列変数の要素数を返す(4次元) |
libptr | 外部呼出しコマンドの情報アドレスを取得 |
limit | 一定範囲内の整数を返す |
limitf | 一定範囲内の実数を返す |
logf | 対数を返す |
objinfo | オブジェクトのウィンドウハンドルを取得 |
powf [HSP3.3] | 累乗を求める |
rnd | 乱数を発生 |
sin | サイン値を返す |
sqrt | ルート値を返す |
str | 数値を文字列に変換 |
strlen | 文字列の長さをバイト単位で取得 |
sysinfo | 各種システム情報の取得 (OSのバージョン、ユーザー名、メモリのサイズ...) |
tan | タンジェント値を返す |
varptr | 変数データのポインタを返す |
vartype | 変数の型を返す |
varuse | 変数の使用状況を返す |
■ 基本入出力制御命令 ―――――
getkey | キー入力・マウス入力のチェック |
mcall | COMメソッドの呼び出し |
mouse | マウスカーソルの表示位置指定 マウスカーソルの非表示 |
randomize | 乱数発生パターンの初期化 |
stick | キー入力情報取得 |
■ 特殊代入命令 ―――――
dup | クローン変数を作成 |
dupptr | ポインタからクローン変数を作成 |
mref | 特殊なメモリを変数に割り当て |
□ 文字列操作関数 ―――――
cnvwtos | Unicode文字列をASCII(シフトJIS)に変換 |
getpath | ファイルパス文字列の分解 (ファイル名・拡張子) 文字列の小文字変換 |
instr | 指定文字列を検索してインデックス位置を返す |
noteinfo | メモリノートパッドの情報取得 (全体の行数・全体のサイズ) |
strf | 指定文字列への書式変換 (16進数表記、桁揃え、小数点表示) |
strmid | 文字列を指定位置から指定文字数で切り出し |
strtrim [HSP3.2] | 文字列から指定文字を取り除く |
■ 文字列操作命令 ―――――
cnvstow | ASCII(シフトJIS)文字列をUnicodeに変換 |
getstr | 特定区切りでバッファから文字列の切り出し |
noteadd | メモリノートパッドで指定行の追加・変更 |
notedel | メモリノートパッドで指定行の削除 |
noteget | メモリノートパッドで指定行の取得 |
noteload | メモリノートパッドでテキストファイルの読み込み |
notesave | メモリノートパッドでテキストファイルの出力 |
notesel | メモリノートパッドで対象バッファの指定 |
noteunsel | メモリノートパッドで対象バッファの復帰 |
split [HSP3.2] | 特定区切りで文字列を切り出して各変数に代入 |
strrep [HSP3.31] | 文字列の置換 |
(参考)命令の戻り値
HSPのシステム変数に結果を返す戻り値(返り値)が存在するHSP標準命令の一覧リストです。(abc順)
標準命令 | stat (整数値) |
refstr (文字列) |
strsize (バイト値) |
axobj | オブジェクトID | - | - |
bload | - | - | ファイルサイズ |
bsave | - | - | ファイルサイズ |
button | オブジェクトID | - | - |
celload [HSP3.2] | ウィンドウID | - | - |
chgdisp | 実行結果 | - | - |
chkbox | オブジェクトID | - | - |
combox | オブジェクトID | - | - |
dialog | 実行結果 | ファイルパス | - |
dirlist | 取得数 | - | - |
exec | 実行結果 | - | - |
exist | - | - | ファイルサイズ |
font | 実行結果 | - | - |
getstr | - | - | 文字列の長さ |
input | オブジェクトID | - | - |
listbox | オブジェクトID | - | - |
mcall | 実行結果 | - | - |
mci | 実行結果 | 実行結果 | - |
mesbox | オブジェクトID | - | - |
newcom | 実行結果 | - | - |
noteload | - | - | ファイルサイズ |
notesave | - | - | ファイルサイズ |
objsel | オブジェクトID | - | - |
poke | - | - | 文字列の長さ |
sendmsg | 実行結果 | - | - |
split [HSP3.2] | 分割数 | - | - |
winobj | オブジェクトID | - | - |
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キーワード de HSP
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