サイト見るだけでウイルス感染 経路3つ無料対策で最強セキュリティ♪
[最終更新日 2019年4月16日]
ウイルス対策できてますか?
セキュリティソフトを導入してるにも関わらず、このページで紹介する無料ウイルス対策をやっていないことが原因で、仮想通貨マイニングウイルス、ファイルを暗号化して身代金を要求するランサムウェア、ネットバンキング不正送金ウイルス の餌食にー!!!
このような対策ソフト を Windows パソコン(Windows 7/8/10) に導入して、そのウイルス定義データも最新の状態に維持してあるのに、怪しい危険なサイトやエッチなアダルトサイトを閲覧したワケでもないのに…。
「ネットサーフィンによるサイト閲覧」 という普通の行為をしているだけで、いきなりウイルス感染被害に巻き込まれる Windows ユーザーさんがいます。 (/_;)<ウワーン
サイトを見ただけでウイルス感染! 原因は更新放置
そんなウイルス感染被害の原因は大きく2つあります。
- ウイルスメールの攻撃手口やファイルの拡張子に無知なところに不正なファイルを開く
- PCに導入されてるソフトウェアを 最新バージョンに更新せず旧バージョンのまま放置 する ←
この中の2番目の攻撃手口が該当し、悪意のある攻撃者が準備した不正なプログラムを ユーザーに対して何ら確認することなく問答無用で強制インストール させることができます。 (@_@)ノ
ソフトウェアの欠陥のことをセキュリティ用語では 脆弱性(読み方 ぜいじゃくせい、×きじゃくせい) と呼び、ネットニュース には 『○△□ に危険な脆弱性が見つかった』 『○△□ の最新版がリリースされ、*件の脆弱性が修正された』 みたいなお話が毎月必ず挙がります。
■ ウイルス感染経路として狙われる3ソフト
サイトを見ただけでウイルス感染被害の原因として、特に悪用される機会が目立つ定番中の定番ソフトが 3つ あります。
古いまま放置でサイト見ただけでウイルス感染へ
Adobe Flash Player ブラウザ上で動画やゲームを処理する無料ソフト
公式サイト https://get.adobe.com/jp/flashplayer/
バージョン 32.0.0.* |
Windowsパソコンを狙って Flash Player の旧バージョンの脆弱性を悪用するウイルス感染攻撃が2014〜2019年にかけて活発 なので、ブラウザからアクセスするだけの 無料バージョン確認ページ で最新版に更新済みかチェック! (^O^)v
- ActiveX … Internet Explorer 11 & Microsoft Edge
- NPAPI … Mozilla Firefox
- PPAPI … Google Chrome
※ ブラウザに Flash Player を内蔵する {Google Chrome} はブラウザ本体の更新で、{Windows 8/10 向け Internet Explorer 11 & Microsoft Edge} は Windows Update 経由で最新版が配信されます。
Java / JRE Java製プログラムを動かす無料ソフト (名前が似てる JavaScript は無関係)
公式サイト https://www.java.com/ja/
バージョン 8 Update * 〜 ( 1.8.0_* 〜) |
Java の旧バージョンは2014年あたりまで Windows パソコンのウイルス感染被害に直結する最凶の危険物だったので、Java を使用する機会が少ないなら Internet Explorer ブラウザの Java は無効化する ことをオススメします。
そもそも Java が不必要なユーザーも結構いるはずで、パソコンから Java を削除する のもウイルス対策として有効です。
Adobe Reader PDF形式の文書を表示する無料ソフト
公式サイト https://get.adobe.com/jp/reader/
不正なPDFファイルを意図せず読み込まされるのを想定し、ウイルス感染に悪用されるリスクを0(ゼロ)にできる Adobe Reader の設定を変更してセキュリティを向上する無料ウイルス対策 を強くオススメします!
これらソフトウェアを導入した覚えがない、と思う Windows ユーザーさんいるかもしれないけど、この3つは Windowsパソコンを購入 した時点で最初からインストールされてる場合もあります。 (TдT)<利用者数が多いのも狙われる理由
危険な欠陥が修正されてる安全な最新バージョンは 無料 で公開されてるので、絶対必須のウイルス対策として 最新版に更新されてるかパソコン所有者自ら確認 することが大事です。 (^^)b
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ウイルス強制感染する原因経路の現状は?
ただ、こういうセキュリティソフトたち はソフトウェアの更新作業を必ずしもユーザーに代わって実施しないので、ウイルス感染経路が開きっぱなしのまま 「サイト見るだけのウイルス感染」 が実現される Windows パソコンを毎日平然と使ってる? (×ω×)
次のグラフはネットサーフィン中のサイト閲覧でウイルス強制感染の引き金となった脆弱性の割合を示してます。
〜 ウイルス強制感染被害の経路になったソフト 〜
Adobe Flash Player と Java / JRE の脆弱性が群を抜いてる
(出典 IBM 2016年下半期 Tokyo SOC 情報分析レポート)
Windows パソコンのウイルス感染というと、マイクロソフトが批判の矢面に立たされることがあるけど、大きな原因になってるのがマイクロソフト製ではないサードパーティ製ソフトウェアの脆弱性であるところがポイントです。
そんな現実を知らない Windows ユーザーさんは、ソフトウェアの更新作業を疎かにしてしまい、一方でウイルス攻撃者はその盲点にツケ入る結果として、Adobe Flash Player と Java の悪用が圧倒される結果になってます。
ソフトウェアを更新しないで放置してるというのは 壁に穴が開いてる家 に住んでるようなもので、玄関や窓に鍵を付けていても泥棒(=ウイルス)は壁の穴から侵入できます。そのため、玄関の前に 警備員(=セキュリティソフト) を立たせてるのに、いつの間にか泥棒が家の中で遊んでる展開が待ってます。
ということで、仮にも 「セキュリティソフトの導入」 と 「Windows Update の実施」 の2点だけでセキュリティはバッチリと思っていたら地獄へ落ちる可能性 があります。 ⇒ 根強く信じられてる 『怪しいサイトに行かない♪』 ほど役に立たないウイルス対策もない!
■ 感染するウイルスの種類は?
ちなみに、インターネットのサイトを見ていただけのウイルス感染で具体的に何の被害が日本で多いかというと、2016年では 身代金ウイルス(ランサムウェア)の感染 が約85%に及び、ネットバンキング不正送金ウイルスは約2%だとか。
ランサムウェアの強制感染が多い 2016年10〜12月
(出典 トレンドマイクロ調査の記事 を元にグラフ作成)
■ クレジットカード会社の情報盗む Panda Banker
ネットバンキング不正送金の脅威として以前から海外で確認されている 「Panda Banker」(パンダバンカー)、「ZeuS Panda」(ゼウスパンダ) というマルウェアが、日本国内ユーザーからクレジットカード会社11社の情報を盗む目的で2018年に初めて確認されたとか。
- Panda Banker Zeros in on Japanese Targets - Arbor Networks
(Panda Bankerが日本をターゲットに照準を合わせる)
https://asert.arbornetworks.com/panda-banker-zeros-in-on-japanese-targets/
このマルウェアはネットバンキングウイルスで知られる ZeuS をベースにしており、ロシア語圏のサイバー犯罪者が運用に携わっています。
このウイルス感染経路は マルバタイジング と呼ばれる手口で、ネットサーフィン中に正規の広告配信サーバーを介して Internet Explorer や Adobe Flash Player の脆弱性を悪用して強制感染させる攻撃でした。
海外ではウイルスメールも確認されていて、請求書インボイスや荷物の配達通知を装うメールから不正な Word 文書ファイル(マクロウイルス) を開くことで Emotet ウイルス に感染させて、これを介して 「Panda Banker」 に感染させる手口が確認されてます。
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最強セキュリティ実現♪ バージョン確認と更新方法
「サイトを見るだけでウイルス感染」 の被害をほぼ100%回避する無料対策4つをまとめると次の通りです。 (*´_`)b
- Adobe Flash Player を最新版に更新します
- Windows Update を実施します … Internet Explorer、Microsoft Edge、Microsoft Silverlight の更新
- Java を最新版に更新します → 不要ならば Java を削除してもOK
- Adobe Reader を最新版に更新します → 不要ならば Adobe Reader を削除してもOK
バージョン確認がメンドイなら、最新版になってるか一括チェックしてくれる Windows 向け 無料バージョン確認ツール をどーぞ!
壁に穴が開いてない ”最新のバージョンです” でセキュリティ対策キッチリ (*^q^)v
ハッキリ言って、セキュリティソフトの有無は二の次のお話でどうでもよく、サイトを見るだけでウイルス感染の対策のためだけにセキュリティソフトを乗り換える必要性はありません。
■ ウイルスメールの流行に注意!
2015年あたりから日本のメールアドレス宛てに 添付ファイル付きの迷惑メールや誘導リンク がバラ撒かれていて、ウイルス感染経路の大きな比重はウイルスメールの方がより大きいです。 ( ^ー^)ノ<ソフトウェアの更新放置だけがウイルス感染原因ではない