Java「セキュリティ設定によってブロックされたアプリケーション」の解除方法
オラクルが提供してるフリーソフトJava。また「Java Runtime Environment」の頭文字「JRE」とも呼ばれます。
この旧バージョンはウイルス感染経路として悪用されているので、仮にも最新版に更新せず放置してたらウイルス感染地獄(身代金型ウイルス、ネットバンキングウイルス、偽セキュリティソフト)へ一直線となることで有名です。 (^^;
【混同注意】 名前が似ている Java と JavaScript はまったく無関係な別モノです!
そんなJavaが2014年1月リリースの「Version 7 Update 51」(1.7.0_51)よりセキュリティ強化策の一つとして、正規の署名が付いてないJavaアプレットを起動した場合は動作がブロックされるようになりました。
Javaアプレットとは? ⇒ Internet Explorer や Mozilla Firefox などブラウザ上で動作するJava製プログラムのこと
アプリケーションがブロックされました セキュリティ設定によってブロックされたアプリケーション
エラー。クリックして詳細を確認してください
アプリケーション・エラー アプリケーションがブロックされました。詳細を表示するにはクリックしてください ご使用のセキュリティ設定により、信頼できないアプリケーションの実行がブロックされています
この影響で、Javaが必要なサービスの例に挙げてる「お絵かき掲示板・チャット」「ライブカメラ配信ページ」「電子入札」から提供される署名の付いてないJavaアプレットがブロックされ動かなってしまう現象が…。
- 署名が付いてるJavaアプレット ⇒ 100%確実に正規のファイル!
- 署名が付いてないJavaアプレット ⇒ 100%確実に正規のファイル? 悪意のある第三者が用意した不正なファイル?
[2014年9月 追記]
Internet Explorer で Java の旧バージョンを確認した場合は『Java(TM) は、最新のものではなく更新が必要なためブロックされました。』で強制的にブロックする機能が提供されました。
例外サイト・リストにURLアドレスを登録して解除する方法
もしJavaアプレットの提供元が信頼のおけるサイトであると確信するなら、Javaの設定でURLアドレスを手動で登録することで、動作の許可を与えてブロックを解除できるようになってます。 (^^)b
Javaアプレットの起動を必要とする場面ではないなら安易に許可しないでください。
【1】 Windowsのコントロールパネルを開いて、Java のアイコンをクリックする
【2】 Javaコントロール・パネルが表示されるので、[セキュリティ]タブをクリックし、下部にある [サイト・リストの編集(S)...]ボタン を押す
- ☆ [例外サイト・リスト]項目がそもそも存在しない!?
- Java は最新バージョンがインストールされてますか?
- 不要な Java の旧バージョンが削除されておらず複数インストールされてませんか?
【3】 [追加(A)]ボタンを押して、入力ボックスにURLアドレス「http:// 〜」「https:// 〜」を打ち込む
※ キーボード操作 ⇒ 文字のコピー《Ctrl+C》、貼り付け《Ctrl+V》
Javaアプレットの動作を解除するURLアドレス指定例 | |
---|---|
http://www.sample.com/applet.html | 特定の単体ページだけ解除する |
http://www.sample.com/hogehoge/ | 特定のディレクトリ全体を解除する |
http://www.sample.com/ | サイト全体を解除する |
★ Javaアプレット用ファイルが外部サイトに置かれてる場合はURLアドレスを2つ指定する必要アリ (↓別記)
【4】 例外サイト・リストウィンドウの[OK]ボタンを押す
指定したURLアドレスが「http:// 〜」の場合、警告ダイアログ 『例外サイト・リストにHTTPロケーションを含めることは、セキュリティ・リスクと見なされます』 が表示されるけど続行させてOK!
Javaアプレット用ファイルが外部サイトに置かれてる場合
Javaが必要な某「ライブカメラ配信ページ」にて、配信ページそのもののURLアドレスを許可してみたものの、エラーダイアログ 『エラー。クリックして詳細を確認してください』となりました。
アプリケーション・エラー アプリケーションがブロックされました。詳細を表示するにはクリックしてください http://(URLアドレス)のhtmlファイルのホスト・サイトは例外サイト・リストに含まれていますが、アプリケーションが複数のドメインのリソースを参照しているため、アプリケーションはブロックされました。http://(URLアドレス)のjarファイルは別のドメインにあり、例外サイト・リストにも含まれてません。
このような場合は、上の画像でいう2つ目のURLアドレスも [例外サイト・リスト] で許可してあげる必要があります。 (*´∀`)b