【アダルト動画エロサイト】 レジストリエディタ&タスクスケジューラの使い方 【登録入会料金請求画面】
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こちらは有料アダルト動画サイトを装った架空請求ワンクリック詐欺サイト(ウイルス配信型)にて、あろうことか警告画面をサッパリ無視しウイルス(ワンクリウェア)を手動で実行してWindowsパソコンに感染させてしまうという大変嘆かわしい問題行動により、その天罰として登録入会完了料金請求画像がデスクトップ画面から消えない症状が現れる深刻な脅威についての補足ページです〜。 (#^_^)/
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ウイルス配信型ワンクリック詐欺におけるワンクリウェア分類
ウイルス配信型ワンクリック詐欺で使われるワンクリウェアには、感染処理の挙動別に大きく4つに分類できます。一度に複数のタイプを併用させることも可能で、より右側のタイプが検出・駆除の回避を目的に技術的な進化を遂げた新しい挙動となります。いずれもWindowsに最初から用意されてる正規のプログラム「HTML Application」(mshta.exe)を悪用するため、この手のソフトが役に立たず突破されてしまうことが多いです。
ワンクリウェア ウイルス (Windows Vista/7環境の場合) | |||||
タイプ | .htaファイル投下型 | Webアドレス直読み型 | .vbsファイル投下型 | .lnkファイル投下型 | |
登録挙動 | レジストリのみ | レジストリのみ | レジストリ+タスク | レジストリのみ | |
レジストリ+タスク | レジストリ+タスク | スタートアップ+ レジストリ+タスク |
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怪しさ判定 | O | O | O | X |
<メモ> OS別特殊フォルダのパス
- 《アプリケーションデータ用フォルダ》
Windows XP →C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\ 〜
Windows Vista/7 →C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\ 〜
- 《全ユーザー共通データ用フォルダ》
Windows XP →C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\ 〜
Windows Vista/7 →C:\ProgramData\ 〜
- 《スタートアップフォルダ》
Windows XP →C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ\
Windows Vista/7 →C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup\
☆ 存在しない場合は、隠しファイル・隠しフォルダの表示の切り替え方法 ⇒ http://support.microsoft.com/kb/2453311/ja
ワンクリウェア請求登録画面解消の流れ
手動で実行し感染させてしまったワンクリウェアウイルスの種類やどのワンクリ詐欺サイトを踏んでるかによって、改ざんされることになるレジストリの項目名、タスクスケジューラ悪用の有無、投下される不正なファイルの名前、不正なファイルの投下場所、といったものが感染者ごとに全部バラバラですが、一般的には下のような感じの流れとなります。実際の診断結果を元にしたワンクリウェアウイルス駆除例もいくつか書き出しときました。
- タスクスケジューラに登録が行われてるなら該当項目を削除、あるいは無効
↑ 基本的に Windows Vista/7 環境 - 不正に投下されたファイルが存在するならゴミ箱へ (.hta/.vbs/.lnk)
↑ スキップも可能だが不正ファイルが残存する - レジストリのRunキーにある該当項目を削除
- パソコンの再起動
- 免疫を付けるためウイルスの再実行!?
[1] レジストリエディタの起動方法と不正な項目の削除 (Windows XP/Vista/7)
レジストリはパソコンの様々な設定が保存されてるデータ領域群です。それを閲覧したり編集したりできるのがWindowsに標準で付いてる「レジストリエディタ」になります。レジストリにはシステムの根幹に関わるとても重要なデータが存在するので極めて慎重な作業が必要です。
Runキーはパソコンを起動した時に自動で読み込むプログラムが指定されてる項目です。(最近ではその下のRunOnceキーに不正な項目を用意するワンクリウェアウイルスも確認されてます。)
§ 無料診断ツールの[レジストリRunキー取得]
・ 怪しさ判定 ... 各10・20・30ポイント
・ 投下ファイルの更新日時 ... ウイルス実行日時との一致
- Windowsのスタートボタンを押し[ファイル名を指定して実行...]を選択して(あるいはWindowsキー+Rキーの同時押し)、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウ上の入力ボックス内に
「regedit」
と打ち込んでエンターキーを押す。 - [Windows Vista/7の場合] ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されたら[はい]ボタンを押す。
- レジストリエディタ左側のツリー項目を選択していって最下層のRunキー部分までたどる。
※ 階層が深く似かよった文字列もあるので間違ったところへゼッタイにたどってしまわないよう超注意!
> HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
> HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce - レジストリエディタ左側のRunキーを選択して右クリックメニューで[エクスポート]し、適当に「hoge.reg」でデスクトップに保存する。これはレジストリを実際にいじる直前の念のためのバックアップで、このファイルを実行すれば下の5番で行う作業が巻き戻せる。
※ Runキーそのものを誤って削除してしまわないよう超注意! - レジストリエディタ右側の一覧の中から該当の不正な項目を1つ選択して、右クリックメニューで[削除]する。
※ ここには正規の項目が複数含まれてる場合もあるのでゼッタイに誤って削除してしまわないよう超注意!
※ Runキーそのものを誤って削除してしまわないよう超注意!
[2] タスクスケジューラの起動方法と不正な項目の削除 (Windows Vista/7)
「タスクスケジューラ」は任意の時間や間隔で一定の処理を自動的に行なわせるWindows標準のソフトです。下の画像を例にすると、「パソコン起動時に無線LANの接続を行う」「パソコン起動時にGoogle系ソフトのバージョン確認プログラムを走らせて1時間ごとにチェックする」という処理が見えます。
§ 無料診断ツールの[タスクスケジューラ取得]
・ 繰り返し間隔 ... 数分(○分/○秒)ごとに無期限に繰り返す
・ タスクの作成日時 ... ウイルス実行日時との一致
・ 怪しさ判定 ... 10ポイント
- Windowsのスタートボタンを押し[ファイル名を指定して実行...]を選択して(あるいはWindowsキー+Rキーの同時押し)、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウ上の入力ボックス内に
「taskschd.msc」
と打ち込んでエンターキーを押す。
または、Windowsのコントロールパネル→[管理ツール]→[タスク スケジューラ]を選択する。 - ユーザーアカウント制御ダイアログが表示されたら[はい]ボタンを押す。
- タスクスケジューラ左側のツリー項目で「タスク スケジューラ ライブラリ」を選択する。
- タスクスケジューラ中央の一覧の中から該当の不正な項目を1つ選択して、右クリックメニューで[削除]、あるいは削除でなく[無効]で様子見することも可能。
※ ここには正規の項目が複数含まれてる場合もあるのでゼッタイに誤って削除してしまわないよう超注意!