Java逆コンパイラ Jad ファイル転載ダウンロード＆簡単な使い方解説

ロシアの Pavel Kouznetsov さんが開発したJava用逆コンパイラ Jad （the fast JAva Decompiler）。

Javaのコンパイル済みCLASSファイルからソースコードを”復元”できます。完全オリジナルのソースコードが手に入るワケではなく、コンパイル時点で削ぎ落とされるコメント文は戻りません。

Jad の開発者さんの公式サイト（www.kpdus.com）はだいぶ前に消滅してしまってるので、Windows向けDOSコンソールプログラム「jad.exe」ファイルとMac OS X版バイナリをコチラのページにて転載ダウンロード！

バージョン： 1.5.8g
対応OS： Windows、Mac OS X など
リリース日： 2006年7月2日
利用条件：非営利目的でない限り無料で使えるフリーソフト
Windowsファイル： jadnt158.zip （238,600 バイト）
Mac OS Xファイル： jadmx158.zip （170,707 バイト）

CLASSファイルがパッキングされてる「*.jar」ファイルは、内部的に ZIP形式の圧縮ファイルまんまなので解凍します。

逆コンパイラ Jad はDOSプログラムなので、コマンドプロンプトから実行する、あるいはメモ帳などでパラメータを記述して保存し、拡張子をバッチファイル（*.bat）にしたものを実行するとラクかと！

◇ 「sample.class」ファイル単体を逆コンパイル → ソースコード「sample.jad」が同じフォルダに出力される

jad sample.class

◇ 出力ファイル名の拡張子を「sample.java」みたいに指定 （ -s[拡張子] ）

jad -sjava sample.class

◇ 出力ファイル名を「hoge.java」に指定

jad -p sample.class > hoge.java

◇ フォルダ内に存在するCLASSファイルを一挙に逆コンパイル （アスタリスクのワイルドカード指定）

jad *.class

フランスの Emmanuel Dupuy さんが開発してるJava用逆コンパイラ JD-GUI はエディタ機能付きで「*.class」はもちろん、「*.jar」からの逆コンパイルができるようになってます。

http://jd.benow.ca/

ちなみに、Live Demo（JD-Web）というものもあって、こちらはブラウザから利用できるオンライン逆コンパイラとなってます。

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