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RascalBoy Advance (v1.2.8.5) の解説

Last Update : 2004/11/14


ゲームボーイアドバンス エミュ レータ 「RascalBoy Advance」

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1. 「RascalBoy Advance」とは

 読みは「ラスカル・ボーイ・アドバンス」。通称「RBA」。イタリアのLino Maglione氏が手がけています。動作が若干重く、不安定さが残りますが、エミュレーション精度はそれなりに高いです。サウンドに関してはGB互換サウンドが少々おかしいでしょうか。

 動作に要求されるPCスペックは他のエミュレータと比べると高めのPentium III 700MHz以上といったところです。また、動作にはDirectX(バージョン7以降)が必要になります。

 機能はリアルタイムセーブ機能、サウンド録音、グラフィックフィルタ、改造コード、そして、同一PC上における通信エミュレート機能などに対応しています。


配布形式
 このソフトはフリーウェアです。エミュ レータ本体は公式サイトから入手できます。アーカイブ内には以下のファイルが含まれています。

RascalBoy.exe エミュレータ本体
readme.txt Readmeファイル
whatsnew.txt 更新履歴ファイル
license.txt 使用ライセンスファイル
rascal_eng.dll GUI英語化プラグイン
rascal_jpn.dll GUI日本語化プラグイン (別途入手)
rbavumeter.dll VUメータープラグイン
rbamulti.dll 通信エミュレートプラグイン (別途入手)


2. GBAのエミュレート

 ファイルメニューの[ROM]→[Load ROM image]でGBAゲームを起動することができます。ファイル形式はGBAファイルの<*.gba>と<*bin>と<*.agb>、圧縮ファイルの<*.zip>です。

 ちなみに、デフォルトでは読み込み後に[Emulation]→[Start emulation]をチェックしてゲームを開始させる必要があります。だた、[Start automatically]を有効にしておくことで自動的にゲームが開始するようになります。なお、[Apply IPS patch]はパッチ当て機能です。ゲームファイルと同じファイル名のIPSファイルを用意しておくことでエミュレータ上で適用してくれます。

 この他のゲームの起動方法として、ウィンドウへのドラッグ&ドロップ起動、右クリックメニューからの起動、[Recent files]からの起動、関連づけによる起動ができるようになっています。


3. セーブ機能

 ゲームのセーブデータは読み込んだゲームファイルと同じフォルダに出力されます。

ノーマルセーブ
 実機では実際にカートリッジ内部に書き込まれれるセーブデータです。エミュレータを終了した時などに自動的に出力されます。ファイル形式は<*.srm>と<*.erm>です。他のエミュレータは<*.sav>ですが、ただ単に拡張子が違うだけです。設定メニューの[Game pak]ではセーブ形式である「FlashROM」と「EEPROM」の種類を設定できるようなっており、ゲームによってはこれを変更しておく必要があります。


リアルタームセーブ
 ファイルメニューの[Game state]→[Save to disk]がリアルタイムセーブです。[Load state]や[Save state]に日付とともにどんどんリスト化されていきます。ファイル形式は<*.sgs>で、1つのファイルにすべてのリアルタイムセーブのデータが保存されていきます。[Reset]はこのファイルの消去になります。

 [Load most recent]は有効にしておくと、ゲーム読み込み時にもっとも新しいリアルタイムセーブのデータが自動的に読み込まれます。


4. 設定 (その1)

 ファイルメニューでは以下の設定ができます。

ゲーム巻き戻し
 ファイルメニューの[Properties]ダイアログの[Record State Game]は巻き戻し機能の設定です。[Memory]は記録する量(?)、[Interleave]は巻き戻し間隔です。
 実際の巻き戻しを使用するには[Game State]→[Record Game]を有効にしておき、[Rewind Game]で巻き戻しとなります。


プライオリティ
 ファイルメニューの[Properties]ダイアログの[Priority]はエミュレータのプライオリティ(実行優先度)を変更できます。ただ、「High」や「Realtime」はエミュレータ以外の操作が異常に重くなってしまうので注意してください。


ファイルの関連づけ
 ファイルメニューの[Properties]ダイアログの[File Association]はゲームファイルの<*.gba>や<*bin>や<*.agb>をこのエミュレータに関連づけます。


画面キャプチャ
 ファイルメニューの[Properties]ダイアログの[Screen Capture]は画面キャプチャの保存形式の選択です。BMP形式かPNG形式でゲーム画面を保存することができます。やり方は保存したいゲーム画面の上でマウスをドラッグして、出力したい場所に放ちます。


BIOS
 ファイルメニューの[BIOS]→[Load BIOS]でBIOSファイルを選択し、[Enable BIOS]で有効になります。このエミュレータは自身でBIOSの機能を再現していますが、外部BIOSを利用することもできるようになっています。[Skip BIOS intro]はBIOSのイントロを省略します。


5. 設定 (その2)

 [Options](設定)メニューでは以下の設定ができます。

Emulation Speed フレームスキップとCPUクロックアップとスピード同期処理の設定です。フレームスキップ値は0〜4まで変更できます。[Increase CUP speed]はCPUスピードを25%、50%、75%からクロックアップすることができます。[Synch speed]はスピードを常時60FPS前後に抑制します。
Game Pak セーブタイプの設定です。「FlashROM」と「EEPROM」の種類を変更することができます。
Configure key キーボードのキー設定です。それぞれのキーを示したボタンを押して、割り当てていきます。デフォルトのキー配置は、上キー(テンキー6)、下キー(テンキー . )、左キー(テンキー2)、右キー(テンキー = )、Aボタン(Sキー)、Bボタン(Vキー)、Lボタン(Dキー)、Rボタン(Dキー)、Startボタン(Enterキー)、Selectボタン(Xキー)です。なお、ジョイパッド操作は対応していません。
Communication port 通信接続用のメニューです。下記を参照してください。
Enable sound サウンドの出力を有効にします。
Sound output 各サウンドチャンネルの有効/無効を選択できます。
Audio filters 特殊なサウンド出力フィルタを[Echo](エコー)、[SuperBass](スーパーバス)から選択できます。[VUmeter](VUメーター)はサウンド出力を視覚的に表すダイアログを表示します。
Record sound サウンド出力をWAVE形式で保存します。ダイアログの下部にあるチェックボックス[Save as Windows Media Audio (WMA)]は、WAVE形式を保存した後にWMA形式に変換してくれます。
Zoom ウィンドウサイズをx1からx3まで変更できます。
Framebuffer 描画方法の設定です。GDI描画、ウィンドウ表示のDirectDraw描画、フルスクリーン表示(640x480)のDirectDraw描画から選択できます。
Video filters 特殊な描画フィルタを[Blur](ブラー)、[Bilinear](バイリニア)、[Motion Blur](モーションブラー)、[TV Mode](TVモード)、[Trilinear](トライリニア)、TFT Color(TFTカラー)から選択できます。
Layers 各レイヤー層の表示/非表示の設定です。
Birghtness 表示の明るさをつまみで調節できます。


6. その他の機能

通信機能
 同一PC上における通信エミュレート機能に対応しています(関連ページ、GBAエミュレータ 通信機能)。

 専用のプラグイン「RBA MultiPlayer Plugin」(rbamulti.dll)を別途入手し、エミュレータ本体と同じフォルダに入れておいてください。最大4プレーヤーの接続が可能ですが、マルチカートリッジプレイのみで、1カートリッジプレイには対応していません。なお、通信は最低でも1GhzのPCスペックが要求され、動作が不安定です。

 通信の簡単な流れは以下のとおりです。

 (0) ノーマルセーブを読み込ます必要がある場合は、ゲームファイルが置かれているフォルダに1プレーヤー用の<(ゲームファイル名).srm>ファイル、2プレーヤー用の<(ゲームファイル名)1.srm>ファイルを入れておきます。なお、<*.srm>は他のGBAエミュレータの<*.sav>ファイルと同等のもので、ただ単に拡張子が違うだけです。

 (1) エミュレータを複数個起動し、それぞれの[Options]→[Communication Port]→[RBA Multi Plugin]を有効にすると接続された状態になります。キー設定もしておくとよいでしょう。このキー設定は複数プレーヤー分保存されるようになっています。

 (2) それぞれゲームファイルを読み込みます。画面の上部には「GBA XX」(XX=00-04)という文字列が表示されます。


チート機能
 ファイルメニューの[Cheat list]はチート機能です。Code BreakerコードやGame Shark(PAR)コードに対応しているようです。(説明入力後にEnterキー、コード入力後にTABキー。)


レジストリ
 エミュレータの設定はすべてレジストリに保存されています。

"HKEY_CURRENT_USER\Software\RascalBoy"


7. ショートカットキー一覧

 ショートカットキーの一覧です。デバッガ機能のキーは含まれていません。

キー 機能
[Ctrl] + [L] ゲームの読み込みダイアログを開く
[Ctrl] + [R] エミュレーション開始
[Ctrl] + [P] ポーズ
[Alt] + [R] リセット
[Shift] + [Alt] + [N / 1 - 4] フレームスキップ(0-4)の調節
[Ctrl] + [M] サウンドの有効/無効
[Ctrl] + [G] サウンド録音ダイアログを開く
[Alt] + [1 - 3] ウィンドウサイズx1-x3の変更
[Alt] + [S] スピード同期処理
[Alt] + [Enter] フルスクリーン表示の切り替え
[F10] リアルタイムセーブ
[Shift] + [F7] 一番新しいリアルタイムセーブのデータの読み込み
[Shift] + [F10] ゲーム記録


8. その他



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